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ぷりめ〜る 7号

『ぷりぱ』からのおたより 2002年12月号

ぷりぱからのおたよりです。

前略。春以来のおたよりとなってしまいお久し振りで申し訳ありません!
本当にあっというまに今年も師走が来てしまい、さて皆さまの1年はどうでしたか?
ぷりぱは1日1日が本当に時計の針のように早く過ぎていき、あれよこれよといろんなことがありました。
そして毎日が勉強と反省のくり返しで皆さまにもたくさん御迷惑をおかけしました。

ご報告

  • 地域共生スペースぷりぱが11月1日より、特定非営利活動法人(NPO法人)ぷりぱとしてあらたにスタートをしました。これまでぷりぱの活動を支えてくださった皆さん、ありがとうございます。
    来年度より始まる支援費制度下のサービスを提供するために必要だということで夏前より準備してきましたが、やっと認証を受けることができました。これから、ぷりぱが成長しながら、地域社会に貢献できる活動を継続できるように、更に頑張っていこうと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
  • バザーのご報告9月14日、ぷりぱ前とフロア内にてバザーを開催しました。今まで集まった品物の数々・・・。そろそろ商品としてもそろってきたということで久しぶりのバザーでした。
    当日は利用者さんもエプロンなどつけて売りこのお手伝い。お母さんも商売上手に、大きな声で呼び込んでくださったりで盛り上がった感じとなりました。おかげで利用者さんやその家族の方、近所のかたもたくさん来られ、あっという間に売れ筋商品も完売。
    ぷりぱがどんな所だろうと気になられていたご近所のかたも、ひとつふたつと買っていかれ、また色々と声もかけてくださったりもしてあたたかいバザーができました。ありがとうございました。
    今回の売上でCDラジカセを購入しました。ありがとうございました。

出来事

ぷりぱにとって大事な人とのお別れがありました。

げんきに走り回ってたAちゃん。そういえば、ぷりぱ飛び出しておまわりさんのお世話にもなったね。きっと、オリジナルのダンスと歌で楽しんでるよね。

Nちゃん、もっとたくさん いっしょの時間をつくりたかったね。

ぷりぱの活動をいつも気にかけてくださってたN先生。元気にそして気さくに声をかけてくださいましたね。緊急一時保護制度に関する署名を学校ぐるみで協力頂けたのも先生のお力添えがあったから。きっとH君にも会えましたよね。

そして、Nさんのお父さん。Nさんの送迎でぷりぱにもよく来ていただきました。少しずついろんな話しをしてくださいましたね。ちょっと照れ屋のお父さん、やさしい笑顔を私達もずっと忘れません。

おゆずりください!

大忙しの大そうじの時期がやってきました!

家庭等でいらなくなった家具や電化製品、洋服や小物までな〜んでもあればおゆずりくださいませ!!

ぷりぱで大切に使用、又はバザー等に利用させて頂きたく思っております。いつでもお声をかけてください。

新人スタッフ紹介

すでに送迎の時等でご存知の方もいらっしゃるかもしれませんがメッセージをそえて紹介します!

上原明美
この6月からぷりぱで働いています。普段は小3と小1の2児の母をやっております。よろしくお願いします。
岡村幸子
10月からお手伝いさせて頂いています。岡村です。よろしくお願いします。
岡崎重樹
残念ながら、3月までの研修兼アルバイトです。頼もしいおっちゃん、いやいやお兄さんです。
尾ア幸長
え〜と、はじめまして。僕は尾ア幸長といいます。22歳ピチピチの男の子です。でも、最近はオヤジ化してるとよく言われるのですが・・・トホホです。そんな私ですがこれからもどうぞよろしくお願いします。
清水孝洋
今はまだ覚えられない事ばかりで、たくさんの人に迷惑をかけてますが、1日も早く覚えていきますので、指導・応援のほどよろしくお願いします。
杉本美紀子
保母をしてホームヘルパーをして今度はぷりぱで個性豊な利用者・スタッフの方と交じり合って楽しんでいます。よろしくお願いします。
橋本かおる
9月からぷりぱに来させてもらっているのですが、スタッフ・利用者さんと出会えていろいろ教えてもらうことがたくさんあり、毎日とても楽しく過ごしています。

支援費について―今の状況

〜何かが変わる?そのための本人プランを今こそ創る時!!でごんす〜

 そんなんで、ちまたでは「しえんひ」「しえんぴ」などと、ぼちぼちみなさんもあせってきているようなんですが、既にその支給量に対しての支給申請も始まっているこの頃です。

〜まだまだ支援費ってのがよくわからない方へ〜。

 何が違うのか?…ほとんど理念だけだという批判にまみれているのですが、「自己決定=本人主体」かつ、「対等=事業者と」、して、「選べる=サービスを」ということなんですが、こんなことってじぇんじぇん理解どころか、想像も難しい…ですよね。

 支援費というのは、ようするに「お金」でして、、障害児・者といわれる方々のあたりまえであるべき権利(固い言い方ですが、普通の生活とでも言いましょうか?)を社会(地域)で支えて行こうという考えで、障害者分野のみでなく、高齢者福祉・児童福祉などの分野も含めた社会福祉基礎構造改革という流れでできあがってきた制度です。

 これが目指すものは、いわゆる「地域での生活」「地域への移行(施設から)」への基盤創りということです。

 で、やっぱりその制度がこれまでの措置制度と変わったら、何かが変わるのか?ってなことを考えてみると、来年4月1日に、がらっと何かが変わるなんてことは、まずないわけで、どーしましょーというか、どういうことなんじゃろーってなことになろうかと思いますが、でもでも今、これから必要なことを少しお知らせしたいと思います。

 もっとも大切な部分として、この制度移行は「地方分権」ということが最たるキーワードで、市で(市民で)構築していく地域福祉創作の時代に入ったと言えるかと思います。
で、これまでは、みずからの生活(暮らし)をも行政処分(措置決定)とされてきたものが、自らの思いを伝えることで、地域の基盤(福祉サービスの)を創っていくきっかけになるということです。あくまでもきっかけで、多くの期待を他者(のみ)には依存できないということもつけ加えておきます。

 そのためには「申請」するということで、自らの生活=暮らしのために必要なものをきっちりと示すということです。その適正である(どんな暮らしを望もうが、それが不適正であるとは言えないのです。ましてや障害者という理由などでは)申請について、市はサービス基盤を整備する義務があるのです。もちろん「市」とは、行政のみではなく、いわゆる地域市民全てを含んだ「市」ということです。

 支援費のみで生活が成り立つとは考えられません。そこは、本人さんを取り囲む繋がり=ネットワークをいかに構築していくか…といったことが重要です。

 本人主体(けっして社会や地域に家族主体ではなく)のプラン(計画)を立てることが地域福祉計画、障害者プランを創るという当事者参画のまちづくりに繋がるということです。

 とにかく、「ないこととされていた」多くの障害児・者といわれるみなさんの「ニーズ」を示し、暮らしやすい地域創りにこの支援費制度(申請の機会)を活かすということ。支援費なんてのは、そのためのひとつのツールということです。ただ、そのひとつひとつのツール(部品と言い換えましょう)をきっちりと組みたてることが大切です。ということですが、

〜「そんなん言われても困りまんにゃわ」と言われる方々へ〜。

 いろんなモノを利用しましょう。まずはきっちりとした情報収集、そしてけっして、自ら『のみ』で決めることでもないということ。福祉事務所や障害福祉課(あかんわーと聞こえてきそうですが…)に相談事業者(利用援助に支援事業などなど…、こんなんもあるのを知ってますか?)、皆さんの所属されるところのスタッフ皆さん、それ+我々支援サービス提供事業者なんかもうまく利用してみてください。

 そして、それらのサービスを「消費」することによって、地域に「業者を育てる」といった意識も必要かと思います。

 そんなんで、今(これから)こそ、本人(主体の)プランをみんなで作る時!!であると言えるかと思います。今回はかなりマジメにしめくくりました。オチマイ

勉強会等の情報

学習会や講演会の情報です。詳しくはそれぞれの主催者にお問い合わせ下さい。

●第6回アメニティー・フォーラムINしが●

日時:2003年2月14日(金)〜16日(日)
場所:大津プリンスホテル
総合テーマ:地域生活を支える多様な選択肢の構築を
申込み締切り:2月7日(金)
お問い合わせ・申し込み:
アメニティー・フォーラムINしが実行委員会(0120−898852)

●「第三回神戸障害学サロン」のお知らせ&お誘い●

日時:12月22日(日)14時〜17時(事前の申し込みは不要です。)
場所:六甲道勤労市民センター5階D室
集合:
13時45分 JR六甲道駅改札口前
13時30分=阪急六甲駅改札口前
テーマ:社会構成主義と「心理職」
発表者:鈴木紘一氏(関西学院大学)
連絡先:佐藤貴宣(さとう たかのり)rinokata@wing.zero.ad.jp
090-6664-8900(携帯電話)
山本宗平(やまもと そうへい)so-hey@wd6.so-net.ne.jp

●第8回障害者政策研究全国集会●

◇全体テーマ <踏み出そう、「権利の時代」への第一歩>
◇日時:2002年12月15日(日曜)
◇分科会:
▲交通まちづくり(13:30〜16:30)
テーマ::「航空機利用の現状と課題」
▲労働(10:00〜12:30)
座談会 テーマ:「イタリア社会的協同組合の旅を終えて
〜障害者就労の可能性を拓く〜」
▲自立支援(10:00〜16:30)
午前 「支援費制度と障害者介助保障制度」」
午後 パネルディスカッション
テーマ:「支援費制度と障害者の自立生活」
テーマ:「介護保険に今後、障害者が入るべきかどうか 〜2005年と2010年改正を展望して〜」
▲教育(10:00〜12:30)
テーマ:「障害児・者差別と原則統合」
▲権利擁護(10:00〜16:30)
午前「障害者差別禁止法」をとりまく国内外の状況報告と質疑応答
午後「障害者差別禁止法」ロールプレイ
▲精神障害をもつ人々の分科会(13:30〜16:30)
テーマ:「地域に広がるピアサポート」
スペシャルトーク
龍眼さん「立場性を超えて保安処分反対運動に取り組んだ一年」
◇会場:戸山サンライズ(東京都新宿区)
◇参加費:3000円
◇主催:障害者政策研究全国実行委員会(DPI日本会議、全国自立生活センター協議会、差別とたたかう共同体全国連合、など)
◇問い合わせ先:障害者総合情報ネットワーク
(住所)〒101−0062
東京都千代田区神田駿河台3−2−11総評会
(電話)03−3251−3886(FAX)03−5297−4680

●第1回 医療の立場から●

講師:鍋谷まこと先生

現在、ルネス花北で数多くの子どもさんをみていらっしゃる鍋谷先生に、医療の立場からお話を伺います。なぜこんな行動をとるのか? どのように子どもに接していけばよいのか? など、詳しく教えていただきたいと思います。

日時:平成14年12月14日(土) 午後1:30〜4:30 
会場:伊丹商工プラザ 5F 会議室A
伊丹市宮ノ前2−2−2 TEL(0727)73−5007
阪急伊丹駅下車、北へ徒歩4分・JR伊丹駅下車、西へ 徒歩7分
お車でお越しの際は、市立宮ノ前地下駐車場 (有料/30分150円)をご利用下さい。
定員:50名(※定員になり次第締め切らせていただきます) 
参加費:無料(※託児なし)
申込み:1.お名前 2.お電話番号を書いてお申し込み
期限 12月7日(土) 
兵庫県LD親の会「たつの子」 阪神・北摂ブロックtatunoko@sanynet.ne.jp もしくは国本まで。

●第2回 感覚統合の立場から●

講師:藤原靖子先生

新開地と播磨の「たつの子」体操教室でもお世話になっています藤原先生に感覚統合の立場からお話を伺います。 感覚のほんのちょっとしたズレによる行動の問題が、お友達とのトラブルの原因になることもあります。感覚統合的に見ていくと子どもたちをもっとよく理解できるかもしれません。

日時:平成15年1月19日(土) 午後1:30〜4:30
会場:尼崎市立小田公民館
尼崎市潮江1丁目11−1−101号 TEL(06)6495−3181
JR尼崎駅 北出口から東へ100m 
定員:50名(※定員になり次第締め切らせていただきます) 
参加費:無料(※託児なし) 
申込み 1.お名前 2.お電話番号を書いてお申し込み
期限:1月9日
兵庫県LD親の会「たつの子」 阪神・北摂ブロック 申込みは上記と同様です

●近畿医療・福祉・保健・教育ネット●

日時:12月21日 午後2時〜5時
会場;あいほうぷ吹田

お礼と緊急のお願い!!

賛助会員の皆さん、いつもご支援ありがとうございます。皆さまからの会費、物品のさし入れ、カンパなど、さまざまのご協力にぷりぱ一同感謝しています。ありがとうございます!

それと久々!かつ、時には!!の、特別 『賛助会費大募集!!』のお知らせ!と言うよりお願い!!です。

と言っても、突然なんのこっちゃ?、かつ、何に使うんだっ?てなこともしっかりとお伝えしておかなくてはなりません。

一応NPO法人ですんで、そこいらの透明性の確保も含めて、以下です(決して国本のビール代にはなりません)。

  1. 本財団から車両購入補助費の助成が決定しました(ハイルーフのハイエース・リフト車です。この原稿を書いている現在、決定通知書は届いてませんが内定ということ=決定ということにしときましょーということで)。その助成額が90%でして、残りの10%の約40万円程に諸経費を合わせた約60万円。
  2. 今夏にこれまた助成にて購入しましたワゴンRの自己負担金約70万円。
    以上の額を合わせた約130万円をなんとか確保したいと考えております。
    現状では単独事業(移送)として独立採算が見こめない部門でありながら重要な位置付けである部門であります。もちろん、今後は指定居宅介護事業所(支援費制度下での)を含めたNPO法人地域共生スペースぷりぱの事業収入でまかなっていく計画ですが、今ここに一度皆様にお願いいたしたいと考える次第です。

 なにぶん勝手なお願いですが、事業の重要性をご確認いただいた上で、今後の安定供給サービスへ移行推進への協力投資というご理解の基、お願い申し上げるところです。

 もちろん、賛助会費ということで、強制力はありませんし、それによってサービス内容等に影響があるものではありません。どなたからどれくらいの額の会費をいただいたというような公開もしない予定です。

 ということで、以下の要領で賛助会費の緊急募集をお願い致します。

  1. 1口 1000円で、おひと方10口まで。
  2. どなた様からも広く大募集致します。振込あるいはぷりぱまで。
    振込先は→郵便振込 口座番号 00920−1−32583
    口座名 地域共生スペースぷりぱ

お願い

 皆様へのお便り・お知らせは、メール、FAX、郵送、手渡しの方法でお届けしたいと思います。メールアドレスやFAX番号を教えて下さい。ぷりぱホームページにも載せてます。

定休日・冬休みのお知らせ

 ぷりぱの定休日は毎月第3日曜日です。冬休みは12月30日〜1月3日です。
よろしくお願いします。