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ぷりめ〜る 4号

『ぷりぱ』からのおたより 2001年10月19日号

前略です。

とりあえずは月イチのおたよりです・・・のはずが、半年近くお便りできず、いよいよ待ちに待った(?・・・と言ってくれる方の声も一応ありましたので)プリメール第3号です。毎年、毎度のこの季節、夏の疲れと気侯(気温・気圧)の変化もありまして、か、体調を崩される方も少なくないようで、ぷりぱにお越しになってくださるみなさんの中にも調子が良くない方もいらっしゃって、心配していますが、みなさん、くれぐれ体調に留意なさってくださいね。と、この言葉も多くのおかーちゃん、おとーちゃん方からもちょうだいしてまして、私どもも(こそも)気ぃつけんならんなーと、病み上がり(しょっちゅう風邪ひいてスイマセン)の身をもって反省しています。

まぁ・・・

変化の季節といっても、秋というのはうまく過ごせば「いい季節」とも言える訳で、深まる秋を感じるべく山や海へもみんなで繰り出したいところですね。「川(武庫川)ばっかりやんけー」とヤジが聞こえてきそうですが・・・、許してね。

で・・・やっぱし

秋は読書!よりやっぱしやっぱしの『食欲のー』ということで、ぷりぱの唯一の自慢(?)の手料理をお召しにぜひぜひお越しくださいね。料理人はネーム入り包丁なんかを持っている大江尚子に、M・Mちゃん改めT・Mちゃん(名前が変わりました、詳しくはぷりぱにて本人に問い合わせくださいね)、杭瀬のけいこちゃんに近所のひとみちゃんと、料理屋もびっくりの美味しさです。これはほらふきの編集人が言うと嘘っぽいですがホントです。それからちょっと味は落ちるが(これは謙遜です)、聖子・宮本に千賀子・藤原も時々つくります(その日に当った方はラッキー・・・の前にアンがつく)。それから超稀に修慈・国本も作ります、その日に当たった方はゴシュウショウサマです、すいません。

とか言いながら・・・

「タボー」だとかの理由でご依頼をお受けできなかったり、いろいろお気を使わせたりと、ほんとに申し訳ありません・・・。

して・・・

いろいろ思うこの頃、やっぱり凄まじく多い「地域で暮らす」ための需要を満たすべく、私どもサービス提供者もいろんな方面のいろんな方々と繋がりあいながら、多くの方々の需要=欲求をできるかぎり満たしていきたい・・・いければなぁ・・・と思っています。そんなんで、これからのぷりぱの目標のひとつとして、『ゆるやかなネットワーク』創りにちょこっと精を出したいと考えております。と言っても、そないにたいそうな事をしよーとか言う訳でなく、いろんな方々・・・おかーちやんにおとーちゃん、近所のおばちゃんおっちゃんににーちゃんねーちゃん、学校、施設、作業所、民間団体、行政などなどいろんな場所で「ここいらで暮らす」為に関わっている方達と繋がっていきたいなぁ・・・ということです。

もうひとつ

ぷりぱスタッフの増員・・・、ということにも力を入れていきたいと考えています。これまでのボランティア・スタッフに派遣ヘルパーさんに加え、アルバイト・スタッフに来て頂いています。

そんなんで、以下、アルバイト・スタッフのご紹介です。

タカノちゃん・・・女性。年齢不詳・・・、一応(?)ぷりぱでは何十歳になろうと女の子(人)は、「ちゃん」付けで呼ぶといった不思議な慣習(尚ちゃん、聖子ちゃん、千賀ちゃんなどなど・・・)があるのでタカノちゃんです。知的障害者施設に勤務経験も長く、バリバリのキャリア・スタッフです。ゆくゆくは地域生活支援の担い手になるんやないかと期待いっぱいの1児の母です。自薦ヘルパー希望の方はお問合せくださいね。

さとしくん・・・男性。19歳。若い!元気!よう食う!と三拍子揃った(どんなんやーとあまりつっこまないでくらはいね)将来を背負う期待のニューフェイスです。元気な利用者さんにはぴったりで日夜ぷりぱで頑張ってます。ミュージシャンで、ギターも弾けて男前(編集人よりは少し落ちるが)です。こうご期待です。

それからもう1点『法人』事業所となることを目指す。ということです。ぷりぱもなんとかというか、あっという間に1年が過ぎて、この事業の需要の多さというか多様さには本当に驚きです。で、2003年(平成15年)の制度施行の際には、きっちりとみなさんの期待にお答えできるようにとの考えからです。具体的にはNPO法人、もしくは有限会社ということになるかと思います。今後、いろんな制度の変化などの中、みなさんのご利用をお受けしながら、こういった法人設立の準備もしていくということになります。なにぶん不慣れな作業ということもありまして、関係みなさんにもいろんなご相談、ご指導もお願いしたいところです。どうぞ宜しくお願い致します。

ぷりぱの11月の閉店日は3日の午後〜4日と18日です。宜しくお願い致します。

広告と宣伝コーナー

このコーナーではみなさんからいろんな情報をいただき広告・宣伝として活用していきたいと思っております。

その1〜ケーブルテレビ回線を利用してインターネット〜

・・・と言うことで、このIT時代にインターネットをご利用になっていらっしゃってる方も多いと思うのですが、ケーブルテレビ回線だといろいろお得なこともあるようで、「電話代がいらん(と言っても月々の利用料はいる)」とか常時接続なんで「つながりにくいことがない(と思う)」「ダウンロード(商店街の名前やないですよ、〇〇おかーちゃん)が速い!!」などなどだそうです。おまけに衛星チャンネルなんかを利用しちゃうとイチロー選手や中田選手の活躍も見れる!!ということで、ぷりぱでもケーブル回線を利用した衛星放送が見られます、でも今はメジャーリーグばっかですいません。そのうち大型スクリーン・大音響テレビ設置予定!!!です(ホンマかいな)。そんなんでぷりぱにご一報下されば阪神シティケーブルから敏腕男前営業マンで、ぷりぱサポーター市吉氏を派遣いたします。

その2・・・〜車を買うならワゴンR〜

なんちゃってーで、特定のメーカーさんを宣伝ということで申し訳ありません!!!!。他のメーカーさんも宣伝して下さいね。もち、広告料は出来高払いです。で、今(でなくってもこの先に、でも)お車をお買い求めになりたい方で、『SUZUKI』の車をお望みの方はぜひぷりぱにご一報下さい。専属(?)の営業マンが御伺いいたしますよ。軽自動車にも定評ありで、いわゆる福祉車両もあります。そんなでよろしくーーー。パンフレットもぷりぱに揃ってます。

尚、上記の宣伝には多分に過大な表記があります(敏腕とか男前とか)が、決して消費者センターとかに苦情を入れたりしないでくださいね、と。

ぷりぱ助っ人列伝・・・謎の鉄板焼き職人いささん。

以前から定休日に材料持ちこみでお好み焼きやヤキソバをジュージュー焼いていてくれていたのが、いつ頃からか送迎にもしょっちゅう入ってくれる『送迎おじさん』となってくれています。ちょっと(かなり)コワオモテですが、とってもやさしい、永遠の野球少年(下手ですが)です。お迎えにお伺いした際には気軽に声かけてみてくださいね。伊丹市の北野というところで鉄板焼屋さんしてますんでヨロシクー。

近況です。

さて、ぷりぱではあいもかわらずばたばたで多くのボランティアスタッフさんと少ない専属スタッフでみなさんのお越しをお待ちしています。中には「タボー」とかの我々の言葉にお気を使って頂いている方もいらっしゃるようで、今後は「タボー」とか「ヒロー」とかの言葉は禁句にしまして、「ビンボー」は一応口癖に、「でも元気やぞー」と言いながら行きたいと思ってますんでヨロシクお願い致します。で、利用状況ですが、五月以降も制度別(月あたり)に見ましても尼崎市知的障害者ガイドヘルパー制度利用が、100時間台から200時間越えとなり、西宮市車椅子ガイドヘルパー制度利用も400時間近くとなってます。尼崎市全身性障害者介護人派遣制度も50〜70時間、その他芦屋市、伊丹市のガイドヘルパー制度利用も若干数あります。それと、ショートステイが、日帰りも含めて恐ろしい数(!!・・・集計できてませんが150から200くらい??)の件数利用があります。

 して、ぷりぱでの1日なんですが、特にプログラムをご用意している訳でもなく、前もって決まった行事があるでもなし、極々お家で過ごすような感じのところ(えらい大家族や)と思っていただければ、と思います。たいていのパターンは午前中に買い物や散歩に行って、お昼ご飯(こいつが美味い!!繰り返してスイマセン)を食べて午後はゆっくりするといった感じです。週末やなんかに時間があればみんなで公園やらに出かけたり、それぞれ行きたいところへ行ったり・・・といったところです。

編集後記

と言うほどのもんでもなく、テキト―なお便りで申し訳ないのですが、日々この仕事をしていく中で、色々な方々と出会う機会を得て様々な思いを抱きます。その中のひとつとして、ぷりぱに来ていただいているみなさんとその家族の方々の「しんどさ」「大変さ」ということ。再来年度には「支援費支給制度」となって、その支援費支給の尺度も「しんどさ」や「大変さ」で計られそうな気配です(制度の詳細は未だに不明)。で、ぶっちゃけた話しが、ぷりぱにいらっしゃるみなさんにも、どーかしたら私らなんぞがお相手させていただく「大変さ」を勝手に決めたりしてるなぁーと。その「大変さ(変な言い方でスイマセン)」はそれぞれ違って、本人さんを含めた家族の方が言う言葉なんやろなぁーと。重度とか軽度とかじゃなくって、その人・その家族にとっての「大変さ」をしっかり感じとって、いわゆる障害の種別や程度でなくって、いろんな方に来ていただけるよう多くの事を考えて整えていかねば、と考えています。
利用者みなさんのそれぞれのご期待とご要望にできるだけお答えできるような体制を〜もちろんぷりぱのみでというのではなく〜と、考えていますので、どうぞ今後ともヨロシクお願いいたします。「ヨロシク」と「お願いします」ばっかりでおしまいです。ではまた来月まで、いやいやしょっちゅうぷりぱでお会いしましょうね。